ずっと使ってきたUDD BAG、今回どこが変わったの?

こんにちは!NANGA SHOP MEGURO店長の関口です。
今回はAURORA TEX LIGHTシリーズに続いて、UDD BAGもアップデートされるとのことで、皆さんと詳しくみていこうと思います。
AURORA TEX LIGHTシリーズも別のBLOGで詳しく見ているので、よかったらそちらもご覧ください!
さて、タイトルにある通り、僕はUDD BAGをずっと愛用しています(笑)
なぜと問われれば、個人的に防水性能を必要としていませんし、軽さと収納しやすさを重視している点が、個人的に大きなポイントになっています。
さて、今回なぜこの話から始めたかというと、最初にお話した通り、ついにUDD BAGも新型にアップデートされるからです。なんとUDD BAGはこのアップデートのタイミングで、「DRYDRATE BAG(ドライドレイトバッグ)」と名前まで変更となります!
UDD BAGは2014年の登場以来、軽量性と撥水性を武器に登山シーンで支持されてきたシリーズで、発売以来、細かなアップデートは重ねてきましたが、今回のように設計そのもののリニューアルは初めてです。
僕自身もこのシリーズは「軽さを優先したい登山者の定番」として数え切れないほど案内してきましたし、その良さを自分でずっと体験してきました。ただ、だからこそ今回のアップデートでは「軽さを残したまま、どこまで登山向けに振れるのか」という点がずっと気になっていました!
今回も実際にサンプルを見て、触りながら、読者の皆さんとその変化を見ていければと思います!

そもそも名前の"DRYDRATE"(ドライドレイト)って何?ってなりますよね。正直、僕はなりました(笑)
もちろん今回も製品の企画担当者に確認しましたよ!
元型となるUDD BAGのUDDは、Ultra Dry Down(超撥水ダウン)の略称でしたが、今回は違うようです。"DRYDRATE"は【DRY(乾燥)+DEHYDRATE(水分を除去する)】を組み合わせた造語とのこと。
名前から考えると、UDD BAGが持っていた「軽さと撥水性」という強みをベースにしながら、より実際の登山シーンで求められる性能や使い方を意識したアップデートなんだと感じました。
今回のリニューアルは、新たな性能を足し算というより、使われる環境に合わせてバランスを見直したモデル、というのが僕の理解です。
それでは前置きはこの辺で、ラインナップからみていきましょう!
こちらもAURORA TEX LIGHTと同じく、展開ラインナップに大きく変更が入っています。下限温度ベースで見ると、-20℃〜3℃まで、従来のUDD BAGよりも幅広い温度域で使えるようになりました。
ちょっと画像の関係上AURORA TEX LIGHT BAGと一緒になってしまってますが、表の下がDRYDRATE BAGです!
羽毛量も使用温度に対してしっかり最適化されていて…例えば310とか470とか、半端な数値になっています…が、ここが、アップデートで大切にしたこだわりの部分です。
単純に羽毛量を増やして"暖かくした"という話ではなく、どこで寝ても同じように機能する安定性を上げた変更で、登山用寝袋として考えたときには、埋められない大きな差になります。
スペックだけ見ると分かりづらいですが、実際に寝袋へ入ってみると、体に自然と沿うフィット感があって、包まれ方がより気持ちよくなったなと一番実感できると思います。もちろん寝袋のカッティングやデザインが変わったことも影響してはいますが、羽毛量も大きな一因となっています。
ここからは僕が「なるほど!」と思った、見た目ではわかりづらい細かな部分をご紹介します!

今までのUDD BAGとは明確に違う気づきにくい点として、縫製に撥水糸が採用されたことをお伝えしたいです。これは現物をみても絶対わからないと思うので取り上げました!
結論、この糸を採用することで水を糸自体で弾けるようになります。そのままですが、これがすごくて…水が糸の上に滞留し辛い=結露による水の侵入や凍結を軽減できる、つまり登山ならではの環境を考えた変更になったということです。
また今回フードの形状も見直され、ダウンジャケットなどを着た状態でも合わせやすいアーチ形状にアップデートされたようで、良い感じにフードをかぶることができそうです。
画像左が従来のUDD BAG、右がDRYRATE BAGなのですが…僕の撮影の腕が足りないので、ちょっと分かりづらいですね(汗)
さらにサイドファスナー位置も変更されるなど、一つひとつは派手ではありませんが、「山で快適に使う」ことをしっかり考えたアップデートが積み重ねられているのをしっかり感じました!
さて、さらっと簡単にここまでDRYDRATE BAGを見てきましたが、魅力は伝わりましたでしょうか。AURORA TEX LIGHTも同時にアップデートされるので、きっと迷われる方も多いと思います。
シリーズの特徴をまとめるなら…
・AURORA TEX LIGHTは「まず安心して1つで使えるオールラウンドモデル」
・DRYDRATEは「軽さを軸にしながら環境に合わせて調整していくモデル」
どちらが上という話ではなく、設計思想そのものが違うのかなというのが僕の見解です。
結局のところ「誰がどこで使うか」で選び方が変わる関係性になっていて…。
こう見ると、少しDRYDRATEの方が中級者向けに見えますが、いずれもキャンプでも登山でも使えるハイスペックな寝袋であることは変わりありませんので安心を!
寝袋はどのシリーズでもナンガ製品に限らず、スペックだけを見ても良さは伝わりにくいと思います。実際に触ると、軽さやあたたかさ、細かなディティールがダイレクトに伝わってきますので、ぜひ店頭で実物を見て、試してから選んでほしいです!
目黒店はゆったりした空気の流れるショップなので、気のすむまでお試しいただけます。
AURORA TEX LIGHT、DRYDRATE BAG含む、ダウン製品の予約会も開始していますので、ぜひそちらもご検討ください!
それでは今回はこの辺で。
また次回のブログでお会いしましょう!
予約会開催中のDRYDRATE BAG一覧は>>こちら<<からご確認ください。
NANGA SHOP MEGURO
店長 / 関口 貴志
NANGA SHOP HARAJUKUを経て、現在は直営1号店であるNANGA SHOP MEGUROの店長を務める。キャンプ、登山、スノーボードなどさまざまなアクティビティを楽しみ、現在は家族とのアウトドアに勤しむ。実際のフィールドで使ってきた経験をもとに、お客様一人ひとりに合ったアイテム選びを得意しています。
NANGA SHOP BLOG
初めての夏祭りを終えて